坂本です。
基本的には独学でナンパや恋愛の知識を身につけていた僕ですが、大学4年生の時に彼と出会いました。
名前は伏せますが、当時”数追い”がメインだった恋愛・ナンパ業界に新風を巻き起こした存在の中で唯一、”美女を抱く”ことに特化した発信をしている方でした。。
彼はナンパ師ではなくマッチングアプリを駆使して美女を抱くプロで、当時彼が書いていたブログを読み漁ったことをよく覚えています。
それまでマッチングアプリというのは”そこそこの女の子しかいない”と言われていましたし、僕もそう思っていたのですが、彼はペアーズで美女と出会い口説き落としていたのでした。
そして自分の欲望だけではなく、女の子の幸せを考えて行動しなさい、という思想の持ち主で僕は共感し、人生で初めてお金を払ってでもこの人から恋愛を学ぼうと思いました。
当時はナンパコンサル全盛期で、ナンパ講師やナンパ業者が乱立し、ナンパ初心者は有名講師の門下に入りナンパ術を学ぶことがトレンドでした。
僕もどこにも所属することなくナンパをマスターしましたが、彼と出会って考え方が一変しました。
僕は独学力が高いので別に人から教わる必要はないと思っていましたし、実際教わらなくてもある程度のところまでは行けました。
しかし、「抱ける女性のレベルを上げる」ことに関してはどこにも情報はありませんでしたし、そのやり方も一切分かりませんでした。
なのでこればかりは本人から直接教わるしかないと思い、直接会いに行って、一番弟子のようなポジションで徹底的に彼のやり方を盗みました。
彼の教えの一部を公開しますと、まず「ナンパ師感がある状態では美女には相手にされない」というものでした。
もちろんナンパで美女を抱いている方もたくさんいるのですが、”ナンパ師”という女を追いかけることを生き甲斐にしている男性には美女は目もくれない。自分の人生の目標に向かって情熱的に生きている男に美女は惹かれる。と言っており、これに関してはその通りだと思いました。
確かに僕は野球だけを頑張ってきた人生から一変し、女遊びを突き詰めるようになりました。
しかしその過程で、すぐに抱ける即系女子だけを狙う通称”ゴミ拾いナンパ師”と出会い、「別にこうはなりたくないな」と思っていたのも事実でした。
とはいえ、じゃあ昔のように恋愛能力を磨くこともなくスポーツに打ち込んでいればいいのか?と言われたらそうではありません。
何が言いたいかというと、バランス良くやりなさいということでした。そして、魅せ方が大事であるということです。
別に女遊びに熱中していてもいいんです。だけど、それ以外にも熱中していること、頑張っていることがあるように魅せなさいということなんです。
他に言われたことは、価値観です。
美女は美女なりの価値観で生きています。人生の全てをキラキラしたもので満たしたいし、美味しい物を食べたいし、良い物で着飾りたいし、オシャレな店に行きたいんです。
その価値観を理解し、美女から「同族である」と思われる必要があるということでした。
つまり、ある程度はブランド物やファッションに興味を持ち、オシャレな食べ物やお店にも興味を持ち、それを日常に取り入れなさいとのことでした。
そうすることで、ちょっとした瞬間に女性の方からも同族だと認識され、心を開かれやすくなるわけです。
例を挙げると美女をナンパする時にユニクロのダウンを着ているか、モンクレールのダウンを着ているかで、反応率がちょっと変わってくるわけです。
別にどっちが偉いとかではないですし、ダウンの価格で性格を判断されるわけではないです。
でも、男女の出会いというのは本当に出会った瞬間、その一瞬に「お!」と思われるかどうかでその後に話す言葉の刺さり方が変わってくるのです。
「モンクレ!センスいい!」と判断された瞬間に、同じ言葉を発しても受け入れてもらえますし、そうじゃないこともあるわけです。
実際に会話を進めていても、普段どこでご飯を食べるかの話になって、数軒でも丸の内や銀座など(東京)のお店を知っているだけでも、「この人は価値観合う」と判断されるわけです。
「ナンパしかしていないから新宿と渋谷のコスパの良い居酒屋しか知りません」というよりは遥かに印象がいいわけです。
実生活全てをこうしなさいということではなく、そういった価値観を理解し、それに対応することができる必要があるということです。
師匠の影響で僕もファッションやブランドものに興味を持つようになり、財布や鞄、スニーカー、ダウンなどは一通りブランド物で揃えるようになりました。
そして結果的にマッチングする女性の質も、抱ける女性も質も上がったのでした。
そして2年ほど経ち、僕の恋愛能力が師匠と同じかそれ以上になったところで僕はスランプに陥りました。
前まで簡単にゲットできていた女性がゲットできなくなったのです。
基本的に僕は師匠の真似をしていたのですがついに頭打ちが来たようでした。彼のノウハウや考え方を吸収した上で自分自身のやり方を確立する時期でした。
それを感じ取った僕は彼の元を離れる決断をしました。メールのやり取りから始まり、メール、電話、直接お会いして何度も恋愛について語り合い、時に笑い、時に泣きながら二人三脚で歩いてきた生活を終わらせる時が来たのです。
悲しくもありましたが自分の成長の為、僕は彼の元を離れ、僕流の恋愛のやり方、美女の口説き方、美女からのモテ方を確立し、それを広めるようになりました。
師匠のように、僕の元に学びに来てくれた方に感動を届けられるように。
ざっと思い出を書き殴ってみましたが懐かしいですね。
思い返してみるとめちゃくちゃ信者だったと思いますw
でも、一旦洗脳されきって考え方、思想、習慣全てを書き換えたからこそ今の自分があると思います。
師匠、ありがとうございました。