「願望」と「現実」を切り分けて考える。

「願望」と「現実」を切り分けて考える。
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坂本です。

”メタ認知”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

一言でいうと神の視点から自分を見るということで、自分を客観的な視点でみることができていますか?

ということです。

非モテ男性がこれからモテていこうと思った時にこの内容は超重要項目であり、このメタ認知力が欠けていると一向にモテるようにならないので心して聞いてください。

もっと具体的に言いますと、「願望」と「現実」を切り分けて考えましょう。ということです。

具体例を出しますと、僕は高校生くらいまで、自分のことを”イケメン”だと思っていました。

でも実際には、一重だし、目に覇気もないし、口角も下がっていてとてもイケメンとは言えない造形でした。(スポーツマンではありましたが)

なぜ僕は自分をイケメンだと思い込んでいたかというと、それは「願望」が強かったからです。

「自分はイケメンでなんの苦労なくモテる人間である」

という願望があったからこそ、僕は自分をイケメンだと思い込んでいました。

ですが実際、当時の僕は「フツメン」でした。

思い込み(願望)と現実にズレがあったのです。

自分の思い込み(願望)と現実にズレがあると何が起こるかというと、正しい頑張りができなくなるのです。

イケメンは特に口説く必要もなく好意を伝えるだけで恋愛が成就することがありますし、もっと言えば女性の方から言い寄ってきます。

僕はフツメンだったので、会話で楽しませたり思いやりを見せたりする必要があったのですが、イケメンだと思い込んでいたので、「女性から言い寄ってくるはずだ」と考えていましたし、特に口説きも必要ないと思っていました。

だから昔の僕はモテなかったんですね。

20歳の時にどうしてもヤリたかったモデルのMという女に振られたことをきっかけに、僕は「願望」ではなく「現実」を直視することができるようになりました。

自分の外見の改善点を受け入れ、自分はトークで頑張らないといけない人間であることを自覚したことで、それ以降はモテ男としての道を歩くことができました。

 

恋愛を教える仕事をして長いですが、結果の出る人はメタ認知(願望と現実の区別)ができています。そして結果の出ない人は、メタ認知ができていません。

なので、話していても微妙に会話が噛み合わないんです。

僕はお客さんが「イケメンではない」という前提で外見のアドバイスをしているのに、本人は「自分がモテない理由は外見ではない」と思い込んでいるので、言葉が刺さらないんです。

僕はナンパという活動が最強の男磨き活動であると考えていますが、その理由は、嫌でも自分の外見を変えることに取り組まざるを得ない時が訪れるからです。

女遊びやナンパを始めたばかりの99%の人は、この自分の思い込んでいる見た目と相手から見た見た目の印象が大幅にズレているにも関わらず、トークや会話術を学ぶことに没頭します。

それで結果が出る人は元々女性に刺さる外見だったということですが、ほとんどの方は結果が出ません。

トーク、テクニック、会話術をこれでもかと漁り尽くし全て試し切ってそれでも結果が出なくて、やっと自分の見た目の改善に取り組めるようになります。(僕もそうでしたw)

もちろん、メタ認知をすることで自分を変える必要が出てくるので膨大なエネルギーを必要します。脳は膨大なエネルギーを使うことをためらうので、メタ認知能力は簡単には身につかないんですね。

でも、後天的にモテたいのであればメタ認知力は必須です。

それでは鏡を見てください。かっこいいですか?本当に?

お母さんに言われる「カッコいい」は、お母さんの願望ですよ。お母さんは息子のことになると現実が見えなくなります。

何度でも言います、「願望」ではなく「現実」を直視しましょう。それがモテる男の第一歩です。

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